それは私には信じられない事でした。
あの、純粋が服を着ている様な
私を大好きな
私だけを愛してくれていた
私も彼だけを恋愛の相手と揺るぎなかった
何があっても、彼だけは私に嘘をつかないと信じていた
と君が
私に嘘をつき続けていた事。
空が落ちても、そんな事はないと思っていました。
私は何を見ていたのだろう
何を信じていたのだろう
何が彼を変えたのだろう
彼がおかしいのは一年前頃から気づいてはいました。
でも、壁の向こうなので、仕方ないと思うようにしていて
もし、何かあったら
私を嫌いだったら、言ってくれると思っていたのです。
私は直観に優れていますから、女がいると何度か思いました。
でも、私が一緒に旅行に行きたいと言うと
それに対して、イイね!と返ってくる返信は嘘がないエネルギーなので、どんどんわからなくなりました。
でも
全然逢えない。逢おうと約束しても、ポシャる。
おかしい。
壁が高すぎるだけではないと感じました。
それでも、彼が私に嘘をつく事はないと信じられたおめでたい自分が悔しくて惨めです。
惨めでした。
私は彼に嘘をついた事はないのに(後々また気づく事がありますが、この時はそう感じた)
と、その時は怒りと哀しさで狂いそうでした。
彼の家の前を通った時に、なぜか見た事がない車になっていて
車を買い換えた事を二ヶ月以上経ってから、こっちが聞いて初めて答える。。
おかしい。
車買い換えようと思うんだって言ったら、のっとが、興味がないって言ったから。と、と君は私のせいみたいに言ったのです。ショックでした。
でも、私たちの思い出の車を買い換えるという言葉が、私には受け入れたくなかったのと、まったく逢おうとしない事への不信感の方でいっぱいの私には、正直、何を話してもその頃、楽しくありませんでした。
差し障りのない、どうでもいい事だけを話してる、いや話もしない、私がいつも一方的にLINEして
それに対して、心のこもっていない、本当に差し障りのない(私的には差し障りのある気に障る)答えが来る毎日でした。
車事件の時に、女がいると確信しました。