再会


誕生日セッションの後に、サッサとヤレと言ってもらったのを実践しないなら、セッションの意味がないと思い、帰り道に四週間ぶりに、LINEしました。


と君と、会おうよと提案しました。

浮気(?)発覚から一月半のことでした。

LINEしてから、また泣き続けました。

でも、もう、ここに居ても仕方ない。進むんだ。そんな気持ちで、必死でした。


ところが、私の予定が忙しくて、9月の半ばまで会えませんでした。その日私は合鍵を返して私の本を回収して5分で帰るつもりでした。もうそれで終わりにしよう。二人が今後、どうなるかはわからないけれど、今は一旦、距離を置くしかないんだろう。と。


と君から、夜勤明けで、いま家に着いたけど、どうしますか?と連絡が来ました。

私はと君の家に行くのは嫌でした。私以外の人をいれて、私の知らない時間を過ごしていた事が、私をとてもとても苦しめました。私は何年も、遠慮して行ってなかったのに。気を遣ってきたのに。と君の車を見るのも嫌でした。

こんな酷い事をされた自分という被害者意識になるのも嫌でした。


腹が立っていたのに、どうしますか?にさらに腹が立ちました。

ここまで来て、まだ私が決めるのかと。

なんでこの人はこんなに受け身を当たり前にして生きてるのか?と溜め込んだ怒りが湧いてきました。


どうしたいんですか?

と意地悪に返したら

お話がしたいですと返信があり、そんな勇気があるのかと驚きました。

ならば、もっと早くそれを言えたら、私の怒りはここまで溜まらないのに、それを言えないから、問題が大きくなるのでした。この繰り返しだったようにも思う16年です。


少しだけ悩みました。いまさら、話を聞きたくない。なぜ彼に弁解させてあげなきゃいけないのだろう?私にはそのチャンスをくれなかったのに。


だけど、のっとは、彼を愛していると思い込んでいるのです。今のところ。私が裏切られたとのだとしても、と君が苦しんでいる事はわかっているのです。

自分勝手な話ではあっても、間違いなく、私の事をどうでも良いなんて思ってない事は根拠なく、でも信じられました。

彼を苦しめたくない、意地悪したくないという気持ちが結局勝ってしまうのでした。


それで、公園で会うことにして、と君の車を見ないで済む場所に車を停めました。その辺りの自己管理は、自分の感受性の高さを知ってるが故に気をつける私でした。


朝の公園は気持ちよく。小枝がたくさん落ちていたので、なんとなく可愛いなーと集めて、ふと、小人のキャンプファイヤーを組んでみました。


愉しい。


こんなに地獄のような瞬間にも、私の心は愉しいをクリエイション出来る事に安心しました。これから、とても嫌な時間を過ごすだろうに。彼が私に別れてくださいとか、とても愛する人ができたんですとか、言うだろうに、私はそっちよりも、愉しく過ごす方にフォーカスできた事をちょっと誇りに思います^ ^


焚き火も作ってみました。すると、向こうのほうからと君らしき人....


ゲッなんじゃありゃ!!


なんかいっぱいくっつけてる〜(のっとさんは霊感)重たい波動のゲッソリした人がいました。

うわーやだー。

コレをほっとけって言うのー?とハイアーセルフにイライラしました。


私と少し連絡しないと、この人こうなるんだ....やっぱり。と思いました。

彼は私から非難されてると受け取っていたようですが、私から彼を護る光はそれなりに届いていたはずで、まったく連絡しないのは、本当に初めてだったんですよね。


もうそれを見ただけで、彼が今幸せじゃない事はわかってしまいました。事情の人はヤバいなと。

そもそも彼はメンヘラ気質の人を好きになるんです。

やっぱりか。

もう、彼への怒りよりも、心配で心配で、ほっとかなきゃいけないけど、祓ってあげなきゃ、死んじゃうと思うくらい

目が窪んで、背中が重たそうに丸まって、見た事がない、病気の時より病人みたいでした。死神に魅入られてます?みたいな。


私は、その日で離れるつもりでしたもちろん。綺麗にお化粧もして、可愛い服を着て、私は大丈夫ですよ!って見せられるよう努力しました。彼に罪悪感を持ってほしくなかったから、責める気はありませんでした。

カッコよく、笑って、またね!って言いたかった。


でも、会った途端、私たちは二人で泣いてしまったのです。恋しくて。恋しかったと自覚してしまって。

と君は、わかりません。ごめんなさいの気持ちで泣いたのかもしれません。

私はただ、ただこんなにも、会いたかったんだと、なぜ会えなかったのかと思いました。


怒りと悲しみと愛する感情がずーっとない混ぜでした。


隣に座って、手を繋ぎました。また涙が出ました。

私は聞きたくなかったけど、と君は事情の人の話をしなければ!と思っていたようで、泣きながら話していました。残酷だなと思いました。


要約するならば、彼は私の厳しさが耐えられず、楽しい気持ちになれる事情さんに惹かれたという事なんだと思います。そんな時にも私にハッキリと言えないのが、と君なので、モヤモヤするんですけど、性格だから仕方ありません。


そうですか....でも私は、彼以外の人を好きになりましたなんて話はした事が一度もありません。

と君の話と、私の話と、どちらの方が酷くて耐えられないんだろうか。


自分の為に厳しいことを言ってくれる人に、それは愛だとわかってますが、もう少し優しめにしてって言えばいいことではないのか?

それなのに、被害者風に私の事を言い訳にして、その私に一番酷い事を言ってるのが、目の前の、ツインソウルである、私を一番愛してくれていいはずの、と君でした。


わけがわからない。もう期待しないでいようと思いました。私の期待が彼を潰したと、彼が言うのだから。

私は彼さえその気になれば、全然変われると思ってきたから頑張ったわけですが、ハイアーセルフ曰く、好きでその体験をしてるんだからイイんです。を思い出しては、悲しみも怒りも抑えました。私にはどうにもできないんだと。


あーそうですか、私のせいですか、すいませんでした。私は浮気されても仕方ない事をあなたにして、それをあなたは教えてくれなくて、つまり二人の仲を良くしていこうなんて思ってもなくて。話し合うチャンスももらえないのは、それは私のせいだから仕方ないのね。はいわかりました。すいませんでした。

後からやさぐれて解説するならこんな感じですが、そうなれないのが辛いところ。

当日はもっと情緒不安定なので、自分を責めましたね。と君よりも、のっとを責めました。辛かったです。


私も私の悔しさや、自分が本当は嫌なのに家族を作ってもイイなんて嘘をついて悪かったと謝りました。

でももうそれより何より彼にくっついてるモノ達が気になって、何より一番黒くて重たくて背中におんぶしてるやつ(生き霊)を取らなければっ!という使命感に燃えてきました。


彼の背中を撫で撫でして、話を聞いていました。意外と簡単に離れたものも多かったんですが、とにかくくっつけ過ぎです。


生き霊は、と君を監視している。これ、事情の人だな。。と君に聞きました。


あのさ、今幸せなの?


どうやら、事情の人は付き合ってから会社でトラブルがあり、適応障害のようになって、2ヶ月ほど自分の家に住んでいた、その時に私が会うとつついたことで、家に来られたら困る!ってなって発覚したのでした。


確信しました、これ事情の人だ。そして、彼が人に甘い事を見抜いてからトラブルをわざと起こして、彼の同情を引いた。確信犯だ。彼はずっと束縛されている。それをして欲しかったのは、と君だろう、でも、私はこんな生き方をよしとしない。これは共依存ではないか!!!!


俄然、怒りが勝ってきました。

怒りは行動力、推進力です。

ふざけんなよ、この女。そして、ふざけんなよこの男!!


正直なところ、本当に幸せで、私と別れてその人と結婚しますというなら、我慢しようと思っていたんです。


だがしかし

これは、納得できない。こんなに長い事教えてきて、なんじゃこりゃ。となりました。

なんて理由を探していますが


その時シンプルにいうならば、私はこの人を見捨てるような事はできない。でした。

それが同情であれ愛情であれ。

先が見えてる悲劇のヒロインごっこに参加するなー!!を言ってしまうのです。やっぱり。(後で教えました)


そして、彼は言いました。(と君の話は続いていますが、私は生き霊とバチバチで、少しずつソイツのパワーを削いでいました)


いっぱいいっぱい考えて、俺は、のっとと前と同じに会ったりLINEしたりしたいって思った。


心底驚きました。彼にそんな度胸があると思っていなかったのです。この瞬間に、私は彼が彼なりに頑固な頭を切り替えて、本当に成長したんだと感じました。

人によっては簡単な事かもしれませんが、彼は幼い頃の環境で、恐怖心が強いのです。

その彼が変化しにくいのは当然で、仕方ない部分もありました。


でも!

なんと!

彼にとっては別れを言うより楽だったのかもしれませんが、私にしたらなかなかの衝撃でした。


彼との仲が切れなかった事よりも、彼がそれを口にできた事がとてもとても、嬉しかったのです。これは、と君とずっと一緒にいた私にしかわからない、自分への喜びではなく、相手の為の喜びでした。

この時は私も、この体験が無駄じゃないと思えました。


抱きしめあって泣きました。でも、3つくらいの視点で生きられる私は、感動のハグをしながらも、今がチャンス!と背中からそいつを剥がすことに成功しました。一昨日きやがれ。私の大事なツインによくも取り憑きやがったな(許可してるのが彼なのが辛い)!

そして、彼の背中にパイライトのプレートを設置しました。

彼はくっつけやすいのに鈍感。

なんとか、このプレートで跳ね返せるだろう。

(すべて無言の意識の中で進行中)


彼はその体験を経て、気づく事があるんでしょうけど、病気になってその人が献身的に看病して、すごく優しい女性だと勘違いするとか、なんかそういうドラマをやりそうなんだもん。

病気にさせるのその人なのに。

どれだけ気枯れてんだろうってくらい、吸い取られてました。


だって、おんぶって書いたけど、イメージとしては、肩のところにヤンキー座りしている悪魔みたいな、チュパカブラなの。いやーあんなの初めて見た。怖いと言うより気味が悪い黒さでした。


後日描いてみた、イメージ図

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私にたまに頼ってくるようなのとワケが違う。

それから私は、決して事情さんをそのままには、しておけないと思っています。ハイアーセルフにほっとけと言われても、嫌です。

その人にはその人の背景があるのは察しますが、可哀想な魂なんかないし、と君じゃない人とクリエイションしてほしい。

まぁそれ選んでるの、と君なんですけど、、、私たちはツインソウルなんですよ?無理無理、私が嫌だもん。


わざわざそんな重たい事やる必要なくないー?

彼が光に抵抗するのは何故なんだろう。そんなに重たい体験したいのかなぁ、自覚したらやめると思うんだけどなぁ。。


と、いう感じで、数ヶ月ぶりの再会は、お邪魔虫付きでした。連れてくるなそんなもの。