眠れない日々

心臓が痛くなる


そうだった

この心臓の痛みが


私がと君を一人ぼっちにさせてしまうのではないかと、心臓麻痺で死んだらどうしようと


彼を弱き者として、私から離そうとしたんだ



と君がもっとしっかりしていたら

強かったら、一緒に居られるのに


そんな風にしていたのは、私じゃないか


と君は必要な体験をしているだけなのに

早く早く早くって

思っていた、焦っていた



でも、それはそんなにダメな事だったのだろうか?

だって、と君が結婚したい、家族が欲しいと無言で、私を責めていたじゃないか。


それを口にする強さもなく

それを隠し切る優しさもなく



私を責めてるくせに

気づかないフリをして被害者ぶってたじゃないか



やめよう本当に気を回して、疲弊していくのは、もうやめよう。


と君は絶対、大丈夫だから

彼の決断、彼の人生に私は介入しない。



自分の事に集中しよう