と君と逢えなくても、彼の休みに合わせて、仕事を休んでいた。
その頃、買い物に行く時に、彼の家の前を通って、車があるのを確認して、大丈夫かな元気かなって、思いながら、遠回りしてた。
心配を言ったら、彼を病人にしちゃうから、口にはしなかった。
でも、それにもくたびれていき
逢えない事に
逢っても話す事もない、行きたい所(当時の行動範囲は限られてるのに、家に呼んでくれなかった)もない、食べたいものもない
私任せの彼に
くたびれてしまって
悲しくなるから、と君の家の方に行かないようにしていた。
そんなある日、車がグレーから赤くなっていて
私と出逢うきっかけになった車が
知らない間に
知らない車に
変わっていて
彼はそれを伝えなかったことを、私のせいにした。
単に、その隣に私の知らない女性が居ただけのくせに
そんなことさえ、私のせいにして
私が愛した彼も車もなくなってしまった。
そんな人を愛してると思い込んでいたなんて、おめでたい。