母が亡くなった。
それ自体は、彼女の選択した完全なタイミングなのだから、仕方ないのだ。
だがしかし母の死によって記憶が蘇る
と君のお母さんが亡くなった時に、のっとはまるで寄り添えてなかったように言われたこと
難病の時にも、私が何も支えてあげられてなかったように言われたこと
それを、事情さんに埋めてもらった(当時の私は両親が健在で、事情さんはお父様が亡くなられていたから？)
と言ったことが思い出されて
と君に、一切話したくないのだ。
慰めも励ましも受けたくないのだ。
イヤだ。
結局、私が創造した事は、彼に頼らない事、甘えない事、信じない事なのだ。なぜなら、それを自分自身にのみ見ればいいから。
私は自己信頼がないんだろう。それが自己統合への道を阻むのだから、最短でやるために一番効果的なのは、自分よりも大切な人を作って、奪う事で、自分から目を背けていると気づくしかなくする事でしょう。
わたしにとって、それはと君だった。
だから、それをもぎ取られるのだ。
馬鹿みたいだ。
