もう、心からと君を信じることはできない。
でも、信じたい。前のように信じられたら、という気持ちが、余計に疑心暗鬼になり
思いついてしまう。
あ、あれも怪しい。
これも怪しい。
全部、嘘だったらどうしよう?
それなら確かめなければいいのに
確かめて、信じて良いのか、やっぱりダメなのか、確定させたい、はっきりさせたい。
一つ疑惑が潰れても、次から次へとやってくる。
と君が私に与えたのは、そういう時間だった。そこに愛があるのだろうか?
私を愛していた離れたくなかったら、そんな嘘の時間で埋めることは、愛なのだろうか?
愚かな自分に吐きそうになった。
信じたい自分に泣くのではなく、怒れるようになりたい。
怒る相手はと君ではなく、私自身だ。