イエナイキモチ

言えない気持ちって書いたけど

 

癒えない気持ち、と読めてしまった。

 

豚汁を作ると、いつも、と君に持って行きたいと思う。

魚を焼くと、いつも、と君は何を食べてるかしら?魚をたまには、食べてると良いけど、などと、考えてきた。

 

それは、ずーっと、変わらない。

会ってない(私は会いたかった)時も。そうだったし、こんなことになってからも、やっぱり自然とそう思ってしまう。

 

それが、とても嫌だ。

 

そんなこと思わなくなれば良いのに。

 

その度に、私の気持ちは踏み躙られたのだと、被害者の気持ちになって

頼まれてもないことを勝手に思ってるだけなのに、私の事は家に入れなかったのに、彼女とは暮らした、それが彼の選択なのに

 

自分が分離しそうになる。

 

彼の選択が、私には理解できないのだ。

 

 

私の好きな人は、ずーっと、と君だけなのだから。

彼が好きなのが彼女なら、私の事は好きじゃない。そう、好きじゃなくなってしまった、と、と君は何回も言った。

 

その度に私が傷つくのだから、一回で終わりにして欲しかった。何度も何度も心をえぐる。

 

彼の本当の気持ちをスパッと言ってもらえたなら、こんなに繰り返しダメージ受けないのになぁ。あんなアヤフヤな感じで、こんなハイダメージ食らわすとか無いよなぁ。

 

自覚がないんだろうな。人を愛することにも愛されることにも。

 

私も同類だ。

 

私たちに愛を語る資格などないのかもしれない。努力せず、依存して、相手のせいにしてる人なんか、何が楽しく幸せな存在であれるだろうか?

 

私が彼に言わせたい本音は、一生出てこないんだろうな。

 

今回の事で、私は、と君があまりに私とは違う物の捉え方をするんだと、ハッキリわかってしまった。

 

それが彼を苦しめるなら、二つの道に分かれていくしかないではないか。

豚汁を泣きながら、食べる私だ。